木の製品のお手入れ〜オイル編〜

つくり方

木のモノをつくっていると、やすりをかければ表面はすべすべ

仕上げのオイルを塗り込めば色も落ち着いて表面はしっとり。

 

誰もが出来上がりの木の質感に満足します。

 

が、しばらく使っていると油分が抜けて、最初の頃にあったしっとり感がなくなってくるんですね。色もだいぶ変わります。

お手入れ方法(メンテナンス)ですが、油分が抜けたら再度油を塗ってください。

 

スプーンつくりクラスを体験されている方は

クルミを潰してオイルを抽出されていると思うので、再度クルミを潰して塗ってもいいですし

ちょっと手間だなと思う方はクルミオイルを瓶ごと買ってぬるのもありですね。

 

我が家で使っているのはこちらです。

仲間内の木工作家さんも作品の仕上げに使っておりす。くるみ油をお皿に出して放置しておくと酸素と結合して膜をつくります。くるみ油もお皿に置いておくとかなり固くなりますので、木工製品にはいいコーティングになると思います。

ちなみにわざわざクルミ油は買わないなぁという方は

サラダ油でもオッケーです。これはよく家庭にありますね。でも強度でいったらクルミの方がやっぱり高いと思います。

オイルにはおおまかに分けて、乾性油と、不乾性油に分かれます。

・乾く(酸素と結合する)油が

くるみ油、サラダ油、紅花油、ひまわり油 等があり

・乾かない、不乾性油が

オリーブオイル、ツバキ油、菜種油 等 があります。

木工の本によっては、オリーブオイルでもしっかり、太陽にさらして乾燥させれば大丈夫とも書いてありましたが、、

というわけで、せっかく自分でつくった木のカトラリーを大事につかっていくためにオイルでのお手入れはこまめにしてあげましょう。

※蜜蝋もお手軽でおすすめです

 

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