文章を書く一つのスキルになる
エンパシーチャートというシートを使うと文章を書くのが楽しくなり伝えるのが楽しくなります。
と思われるかもしれません。僕もはじめは?でした。
ざっくり説明すると
▶共感を生み出すコミュニティツール◀ です。
文章と建築は似ている
建築は
1, 設計図があって → 2,それを元に構造があって → 3,構造ができて中を装飾(インテリア)
文章は
1, メッセージがあって → 2,それを元に構成ができ → 3,表現になる
どちらも1、2、3の順番で逆の順番にはなりません。
この順番を守ると共感を産む文章になります。
ということで実際にこのシート試してみました。
シートをツクる
シートはこちらよりダウンロードできます。
http://www.empathywriting.com/present/
シートには①から⑨までの項目がありこの穴を埋めていきます。
①のゴール設定は
「親子で木のスプーンづくりWSに参加してもらう」ことにしました。
②のポジティブなセリフは具体的に実在している人の反応を書きます。
どんな言葉でどんな風に喜んでいるか。未来の理想的な状態を思い浮かべます。(※ペルソナとは違います)
③ポジティブな感情
②からでたセリフを端的い表現していきます。
④あなたが求める行動
僕の場合は、自主的に呼ばれたいことを書きました。
⑤ ③のポジティブな感情はどんな言葉がけから出てきたものか。(付箋に書く)
僕は「誰でも参加も可」「自分でつくったスプーンで食べるとごはんが美味しい」等を
を書きました。
⑥ ネガティブな感情
こちらは③の反対の感情をかけばいいだけです。
僕の場合は 楽しい⇔つまらん 嬉しい⇔嬉しくない やっと参加できる⇔別にやりたくて参加したわけではない 等
⑦ ネガティブな人のセリフ
こちらは、架空の人物を設定してセリフを吐きます。ポジティブなときは具体的な人を設定していたのですが、、、
⑧ ネガティブの背景・本音
なぜそう思うのか。僕の場合は、興味ない→つくってもおもしろくなさそー
にしました。
⑨ ネガティブへの言葉がけ(付箋に書く)
どうしたら安心してくれるのかをキーワードで探します。
僕の場合 「つくれば意外におもしろい」にしました。
⑩ ⑤と⑨の言葉がけをまとめて一言で表すとそれが 今回のテーマのタイトルにもならからあら不思議
僕の場合「つくることはおもしろい」になりました。
こうして出来た付箋に書いた言葉がけを今度は
「共感」「新し世界」「次のステップへの呼びかけ」の3つのカテゴリーに分けます。
文章構成をあとから変えるのは本当に大変なことだが、今回はふせんに落とし込んでいるので、並べかえるのが楽。
文章表現よりも文章構成で 伝え方がとても変わる
ということです。
僕の場合
「共感」は
・子どもと一緒につくるのは楽しい・親子で誰でも参加も可・そこに愛はあるのか?
「新しい世界」は
・つくれば意外におもしろい・自分でつくったスプーンでデザートを食べる・危ない経験が大事・愛があるとないじゃ全然違う
「次のステップへの呼びかけ」
・買うからの脱却・愛を感じれる充実した生活・自分の生活は自分でつくる
になりました。
そしてこのシートのすごいところはここからで
このキワードの順番でテーマをプレゼンすることができたり。読み手に共感を感じてもらう文章をつくることが出来るのです。
ワカる
というこで、このシートを使うと
伝えたいこと、実現したことを
非常にクールに文章を構成することができるのがわかりました。
特に今まではテーマやタイトルを先に考えていたのが多かったので。
オープニングとなるテーマ・タイトルは一番最後に決まる。ということは新鮮でした。
次回のワークショップはこの手法で案内文を作ってみたいと思います。
「エンパシーチャート」で検索すると、本家さんのサイトや
実際に使用している方のhow toが書かれたサイトなどもたくさん出てきますので参考にしてみて下さい。
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